🎈大企業社員からアクション女優へ。ジン・ギジュが歩んできた道
Netflixオリジナルシリーズ『チャム教育(参教育)』で、特殊部隊出身の監督官「イム・ハンリム」役を演じ、圧巻のアクションを見せた女優ジン・ギジュ。実は彼女がここまで来た道のりは、よくある俳優のサクセスストーリーとはちょっと違うんです。大企業社員、放送記者を経て、遅れて芸能界に飛び込んだ彼女のストーリーを紹介します。

🎈 女優になる前は、大企業のコンサルタントだった
1989年ソウル生まれ、江原道春川(チュンチョン)で幼少期を過ごしたジン・ギジュは、中央大学でコンピュータ工学とジャーナリズムを二重専攻していました。実は彼女の子供の頃の夢は俳優ではなく、記者だったそうです。記者出身のお父さんの影響が大きかったとか。

大学卒業後、彼女はサムスンSDSにITコンサルタントとして入社します。サムスングループの新卒採用52期という、誰もが羨む安定したキャリアのスタートでした。でも、主な業務だった技術営業が自分に合わないと感じた彼女は、3年でスパッと退社を決意します。
🎈記者を経て、遅れて見つけた女優の夢
退社後、彼女が向かったのは放送局でした。子供の頃の夢だった記者になるため試験勉強をし、2014年に地方局G1江原民放の見習い記者として入社します。でもこの生活もたった3ヶ月で終わりを迎えます。後のインタビューで彼女は「その生活が幸せじゃなかった」と語り、実は幼い頃からずっと演技がしたいという気持ちがあったと打ち明けています。もともと芸能界での活動が夢だったものの、両親の反対で諦めていた夢を、ここでようやく追いかけ始めたのです。

同じ2014年、彼女は2,600人以上のライバルを押しのけてSBSスーパーモデル選抜大会でオリビア・ローレン賞を受賞し、ついに芸能界デビューを果たします。2015年、tvNドラマ『二度目の二十歳』で正式デビュー。同世代の俳優たちに比べると、かなり遅めのスタートでした。
🎈 遅いデビュー、でも早い成長
スタートは遅かったものの、成長のスピードは決して遅くありませんでした。デビュー後『月の恋人〜歩歩驚心 麗』『ミスティ』『初対面ですが、愛しています』などに出演し、新人らしからぬ安定した演技力で高評価を受け、デビューからわずか2〜3年で主演の座に上り詰めます。
映画の分野でも印象的な活躍を見せました。イム・スルレ監督の『リトル・フォレスト』にキャスティングされ、映画女優としての存在感もアピール。この作品で2019年、春史映画祭新人女優賞を受賞しています。その後、初主演映画となったスリラー『ミッドナイト』では、聴覚障害のあるキャラクターを演じるために手話を実際に習得し、激しい追跡シーンをこなすため体力トレーニングも並行するなど、体を惜しまない情熱を見せました。
🎈 『チャム教育』のイム・ハンリム、アクションも自分でやり遂げる
こうした彼女の努力家気質は『チャム教育』でも存分に発揮されています。特殊部隊出身の強烈なキャラクター「イム・ハンリム」を演じるため、彼女はアクションスクールで数ヶ月間ボクシングと基礎体力トレーニングをこなしました。実際の軍人が登場するドキュメンタリーや特殊部隊のコンテンツを撮影直前まで繰り返し見て、軍人特有のキビキビとした動きを体に染み込ませたそうです。難易度の高い危険なシーンを除くほとんどの素手の格闘シーンは、スタントなしで自らこなしたといいます。

大企業社員、記者、スーパーモデル、そして今はアクションまでこなす女優。ジン・ギジュが歩んできた道は、一つの正解だけを追い求めず、何度も方向転換をしながらも、最終的に自分が望む場所にたどり着いたストーリーです。安定した道を手放し、何度も新しいスタートを切る勇気を出した彼女の歩みは、『チャム教育』のイム・ハンリムが見せる揺るぎないカリスマ性とも、どこか重なって見えます。
新しい所属事務所「ベースキャンプカンパニー」で、これからどんな作品でファンと出会うのか。ジン・ギジュの次の一歩がますます楽しみです。
https://www.instagram.com/jinkijoo?igsh=MTVpb3dwZHlqaXdnNA==
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