ムーダンって何者?『トングン』から見る韓国の巫俗


「幽霊と会話できる人がいる」と言われたら、あなたは信じますか?


韓国には「ムーダン(巫堂)」という職業が存在します。

神様が選んだ人しかなれず、その運命を拒むと大きな苦しみに見舞われるとされています。

これを「シンビョン(神病)」と呼びます。



『トングン』にも、

幽霊を呼び寄せて主人公を妨害する役としてムーダンが登場しますよね。


ムーダンは一人の神様を受け入れます。

この神様のことを「チュシン(主神)」と呼び、チュシンを通して周りにいる霊や魂と交信するのです。 


『トングン』の劇中では、

そのムーダンが主神を失い、苦しむシーンも少しだけ描かれています。


現代でも科学的には説明できませんが、

多くの人がムーダンを信頼しているため、

この職業は今も存在し続けています。

人生の重要な節目に、ムーダンに相談したいと考える人が少なくないからです。


実際のムーダンは、

吉凶を占い、人の過去を言い当てて未来を予測し、

良くない時期を避けるようアドバイスをしたり、

シンビョンに苦しむ人や霊に悩まされている人を助けたりする存在です。


つまり

現在のムーダンの役割は、

基本的に「人を助けること」。

ドラマのように幽霊を呼んで人を呪う、といった話は聞いたことがありません。

こう説明すると、少し荒唐無稽に聞こえるかもしれません。




でも、Disney+の韓国番組『占い師たちの運命バトル』を見ると、印象が変わるかもしれません。


全10話のこの番組には、さまざまな分野の占い師が登場します。

・霊視(神点) 

・四柱推命 

タロット 

・観相

特に「霊視をするムーダン」が出演するという点は、

日本の視聴者にとっても新鮮なはずです。

日本にも霊媒師や占いの文化はありますが、

韓国のようにムーダンが競技番組に出演する形式は非常に珍しいからです。

怖い内容は一切ないので、安心して見られる番組ですよ。


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