『殺し屋たちの店2』でキュー(Q)役を演じた女優・玄理さん。
完璧主義のテクニカルファイターというキャラクター設定そのままに、実際にもこの役のために人生で一番体を追い込んだそうです。
今日は、岡田将生さん編に続き、
劇中で彼の姉役を演じた玄理さんのストーリーを紹介します。

玄理ってどんな女優?
1986年12月18日生まれ、東京都出身。
韓国籍で、レプロエンタテインメント所属です。
日本に暮らす韓国人の両親のもとに生まれ、
青山学院大学法学部在学中に韓国の延世大学校へ留学し、
映像演技を専攻しました。
日本語・韓国語・英語を流暢に話すトライリンガルです。
2014年、映画『水の声を聞く』で主演を務め、高崎映画祭最優秀新進女優賞を受賞。
以降、NHK連続ドラマ『まんぷく』、濱口竜介監督『偶然と想像』、Apple TV+『パチンコ』など、日韓の垣根を越えて活躍してきました。2022年12月、俳優の町田啓太さんと結婚しています。

出演の決め手は「ご縁」— 3か国語と長身の逸材
玄理さんにとって、この作品は2本目の韓国ドラマでした。
「1本目の『恋の通訳、できますか?』の撮影をソウルでしている時にお話をいただいて、監督とプロデューサーとソウルのカフェで顔合わせし、とんとんと出演が決まりました」
制作陣が探していたのは「日本語、韓国語、英語、3カ国語が流暢に喋れて、高身長の俳優」。まさに玄理さんにぴったりの条件でした。
「アクションをやったことがなかったんです。
もしかしたら、唯一やったことのないジャンルだったかもしれません。
いつか挑戦してみたいと思っていたので、全てがぴったりはまり、ご縁を感じました」

人生で一番の筋トレ期間 — 5キロの肉体改造
キャスティング決定後、日本での舞台出演が控えていた玄理さんは、
公演の合間を縫って準備を進めました。
「舞台が終わってからインするまでは、朝10時から夕方5時まで、
街の周りを一周するランニングから始まって、アクションスクールでみっちり練習しました」
演じるキューは、バビロン東アジア支部のリーダー役。
共演する部下役には『フィジカル100』出演者もいたそうで、
「嘘をなるべく減らしたい」という監督の意向のもと、モニターチェックでストップがかかるまで筋肉を約5キロ増量。
撮影後半は、ジムの上に部屋を借りて暮らしていたといいます。
「人生で1番筋トレをした時期だと思います」

アクションで得た"ドーパミン中毒"
一番印象的だったのは、初めてアクションを撮影した3話のエピソードです。
「前日に相手役の方とリハーサルをしたのですが、現実で自分より大きい男性を殴る経験ってないじゃないですか。興奮しすぎて、次の日が撮影なのに、一睡もできなくなって」
一睡もせずに撮影に臨んだにもかかわらず、筋肉痛にすらならなかったそうです。
「そのくらい楽しかった」と振り返る玄理さん。
共演した岡田さんも「見ている僕ですら、玄理さんは取り憑かれていたと思いました」と証言しています。
「本当に取り憑かれちゃって……日本に帰っても『ちょっと早く現場行かないと』『体がなまってしまう』という感じで、ドーパミン中毒になっていましたね」

在日コリアンとして、そして俳優として
初めて玄理さんを見たのは、『恋の通訳、できますか?』でした。
実は新人俳優さんだと思っていたのですが、今回調べてみて知りました。
86年生まれだったとは……。
日本語と韓国語をどちらも完璧に操り、.
両国を行き来しながら活動してきた彼女だからこそ、
今回の『殺し屋たちの店2』でも、「日本の俳優たちが韓国に渡って戦う」というシーズン2の設定に、自然に溶け込めたのではないでしょうか。
アクションという未知のジャンルに、ドーパミン中毒になるほど没入した玄理さん。
『殺し屋たちの店2』でどんなアクションを見せてくれるのか、とても楽しみです。
てっきり新人俳優さんだと思っていたのに、86年生まれだったとは……。
若さの秘訣は一体何なのでしょうか。😮

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