『殺し屋たちの店2』ベイル役チョ・ハンソン、"忘れられた青春スター"から最強ヴィランへの逆転劇


『殺し屋たちの店2』の中で、ひときわ冷たい狂気を放つ男、ベイル。

進万への復讐心に取り憑かれ、経済を暴走する姿は本当に恐ろしいのですが、実はこのベイルを演じるチョ・ハンソンさん、かつて一世を風靡した青春スターだったのをご存知でしたか?

今日は、そんなチョ・ハンソンさんの波乱に満ちたキャリアを紹介します。


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エリートゴールキーパーから俳優へ

1981年6月17日生まれ。

実は俳優になる前、有望なサッカー選手だったそうです。

小学校時代からゴールキーパーとして活躍し、高校時代にはKリーグのドラフトで指名されるほどの実力の持ち主でした。

大学に進学しましたが、長年の腰椎ヘルニアが悪化し、3年生の時にサッカーを断念することになったといいます。

実は10代の頃、大きな悲しみも経験しています。

中学2年生の時、練習を見に来ていた父親が帰り道に交通事故に遭い、脳死判定を受けました。

父親はそれから10年近く病床にあり、代表作『狼の誘惑』の撮影が終わった直後に亡くなったそうです。


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『狼の誘惑』で一躍スターに、そして訪れた低迷期

2001年、CM出演をきっかけに芸能界入りし、MBCのシットコム『ノンストップ3』で本格的にデビュー。

2004年、映画『狼の誘惑』でカン・ドンウォンさんと共演し、一気に人気俳優の仲間入りを果たしました。

当時は共演者よりも知名度が高い青春スターだったといいます。

2006年の映画『熱血男児』では冷酷な刑事役を熱演し、数々の映画賞で助演男優賞候補にも名を連ねました。

しかし2009年に結婚・入隊してからは、後続作の不振が続き、次第に大衆の記憶から薄れていったそうです。


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『ストーブリーグ』での再起、そして最強ヴィランへ

しばらく忘れられかけていたチョ・ハンソンさんが再び注目を集めたのは、2019〜2020年放送のドラマ『ストーブリーグ』でした。野球しか知らない国家代表4番打者イム・ドンギュ役を演じ、ドラマの大ヒットとともにキャラクターも大きな人気を博したのです。

そして2024年、『殺し屋たちの店』でベイル役に抜擢。

任務よりも殺人そのものを楽しみ、民間人や子どもまで手にかけるサイコパスキラーを演じ、シーズン1最強のヴィランとして強烈な印象を残しました。

他のヴィランたちが次々と命を落とす中、ベイルだけが進万との死闘の末、目に銃弾を受け胸を刺され爆発に巻き込まれながらも、奇跡的に生き延びたのです。


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シーズン2、「競走馬のような男」

制作発表会で、チョ・ハンソンさんはシーズン2のベイルについてこう語っています。

「競走馬のように、一つの方向だけを見て走っていく人物です。

シーズン1では、魂のない目で自分の興味だけを追いかけていましたが、シーズン2では『進万』という明確な目標ができて、一つの方向だけを見て突き進むという点が一番の違いです」

進万との戦いで負った傷と屈辱こそが、この人物を動かす原動力になっているといいます。

ベイルを象徴する短剣アクションについても、こう明かしています。

「多くの方が短剣アクションを気に入ってくださったので、シーズン2でも続きます。

より簡潔で鋭いアクションをお見せするために、はるかに多くの練習をしました」



青春スターから最強ヴィランへ

サッカー選手を夢見て挫折し、青春スターとして華々しくデビューしたものの一時は忘れられ、再び返り咲いて今度は最強の悪役として名を刻んだチョ・ハンソンさん。その波乱に満ちたキャリアを知ってから見ると、画面の中のベイルの執念が、なんだかより濃く感じられる気がします。



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