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チョン・ジンマン役イ・ドンウク — 「トッケビ」の死神から伝説の傭兵へ

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実は私がイ・ドンウクさんという俳優を意識するようになったのは、やっぱり『トッケビ』からだったと思います。 イ・ドンウクさんの存在自体はそれ以前から知っていましたが、正直、記憶が正しければそこまで大きな役を演じている印象はなくて、どちらかというとCMでよく見かける俳優さんという認識でした。 そんな私にとって、『トッケビ』は完全に印象が変わった作品でした。あの記憶を失った死神役を見て初めて、「この人、こんなに魅力的な俳優さんだったんだ」と気づかされたんです。イ・ドンウクさんの俳優としての魅力を、個人的には『トッケビ』で初めて知った気がします。 『殺し屋たちの店2』で、死を偽装して帰ってきた伝説、チョン・ジンマン。背中に刻まれた深い傷跡ひとつだけでも、彼が耐えてきた歳月が伝わってくる強烈なキャラクターですよね。 この進万を演じたイ・ドンウクさんは、実は韓国ドラマファンなら知らない人はいない大スターです。今日は、彼のキャリアと、シーズン2に向き合う心構えを紹介します。 「マイガール」から「トッケビ」まで — 韓流を牽引したキャリア 1981年11月6日生まれ、ソウル出身。1999年、モデルコンテストでの大賞受賞をきっかけに芸能界入りしました。 2005年、ドラマ『マイガール』で主演を務め、韓国国内はもちろんアジア圏でも人気を集め、韓流スターとしての地位を確立。2006年には映画『アラン』で初のスクリーン主演を果たし、興行を牽引しました。2008年のドラマ『甘い人生』では、これまでのイメージを一新する演技で評価を高めています。 兵役期間中に撮影されていた映画『テンジャン』では、謎めいた男を演じ、監督から「感情のつながりが難しい撮影だったにもかかわらず、驚くべき没入力を見せてくれた」と信頼を寄せられました。除隊後は2011年『女人の香り』で本格復帰。2015年『風船ガム』、そして2016年、tvNドラマ『トッケビ』で記憶を失った死神役を演じ、大きな愛情を受けました。 シーズン2の進万 — 「規定するより広げていく」 進万というキャラクターに再び向き合う気持ちについて、イ・ドンウクさんはこう語っています。 「新しい面を発見するというより、進万とだんだん近づいていくような感覚がある。もともとシーズン2を想定して始めた作品ではないので、進万をこういう人物だと規定するより、...

『殺し屋たちの店2』ベイル役チョ・ハンソン、"忘れられた青春スター"から最強ヴィランへの逆転劇

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『殺し屋たちの店2』の中で、ひときわ冷たい狂気を放つ男、ベイル。 進万への復讐心に取り憑かれ、経済を暴走する姿は本当に恐ろしいのですが、実はこのベイルを演じるチョ・ハンソンさん、かつて一世を風靡した青春スターだったのをご存知でしたか? 今日は、そんなチョ・ハンソンさんの波乱に満ちたキャリアを紹介します。 ⸻ エリートゴールキーパーから俳優へ 1981年6月17日生まれ。 実は俳優になる前、有望なサッカー選手だったそうです。 小学校時代からゴールキーパーとして活躍し、高校時代にはKリーグのドラフトで指名されるほどの実力の持ち主でした。 大学に進学しましたが、長年の腰椎ヘルニアが悪化し、3年生の時にサッカーを断念することになったといいます。 実は10代の頃、大きな悲しみも経験しています。 中学2年生の時、練習を見に来ていた父親が帰り道に交通事故に遭い、脳死判定を受けました。 父親はそれから10年近く病床にあり、代表作『狼の誘惑』の撮影が終わった直後に亡くなったそうです。 ⸻ 『狼の誘惑』で一躍スターに、そして訪れた低迷期 2001年、CM出演をきっかけに芸能界入りし、MBCのシットコム『ノンストップ3』で本格的にデビュー。 2004年、映画『狼の誘惑』でカン・ドンウォンさんと共演し、一気に人気俳優の仲間入りを果たしました。 当時は共演者よりも知名度が高い青春スターだったといいます。 2006年の映画『熱血男児』では冷酷な刑事役を熱演し、数々の映画賞で助演男優賞候補にも名を連ねました。 しかし2009年に結婚・入隊してからは、後続作の不振が続き、次第に大衆の記憶から薄れていったそうです。 ⸻ 『ストーブリーグ』での再起、そして最強ヴィランへ しばらく忘れられかけていたチョ・ハンソンさんが再び注目を集めたのは、2019〜2020年放送のドラマ『ストーブリーグ』でした。野球しか知らない国家代表4番打者イム・ドンギュ役を演じ、ドラマの大ヒットとともにキャラクターも大きな人気を博したのです。 そして2024年、『殺し屋たちの店』でベイル役に抜擢。 任務よりも殺人そのものを楽しみ、民間人や子どもまで手にかけるサイコパスキラーを演じ、シーズン1最強のヴィランとして強烈な印象を残しました。 他のヴィランたちが次々と命を落とす中、ベイルだけが進万との...

ソ・ミンヘが帰ってきた — キム・ヘナの知られざる過去『殺し屋たちの店2』

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シーズン1で強烈な印象を残したキャラクター、ソ・ミンヘ。 シーズン2でまた彼女に会えて、本当に嬉しかったです。 無表情のまま筋肉質の男性キラー20人を相手に一人で戦う姿、そして訛りのある韓国語。 あのミンヘを演じたキム・ヘナさんには、実は女優としてのキャリアを諦めかけていた過去があったそうです。 今日は、そんなキム・ヘナさんのストーリーを紹介します。 オーディションで人生を変えた、たった一つのアイデア キム・ヘナさんがこの役に出会ったのは、監督が映画祭で見た彼女の出演作がきっかけでした。渡されたオーディション用の台本は5枚中4枚がアクション指定で、セリフはほとんどありませんでした。 「自分の演技を見せる方法がないと思って、いろいろなキャラクターの見せ方を試すことにしました。もともとミンヘは標準語を話す人物だったのですが、中国語なまりのあるキャラクターとして準備していきました」 原作小説では韓国語を完璧に話す設定だったミンヘに、あえて中国語なまりを加えたのは、キム・ヘナさん自身のアイデアだったのです。発音を作り込むために、女優のタン・ウェイやアイドルグループ「(G)I-DLE」のスファさんの話し方を参考にしたそうです。 その結果、あまりに自然な演技のせいで、本当に中国出身の俳優だと誤解する人が続出。実家に帰ると「今まで自分に興味がなかった親戚が態度を変えた」というエピソードまで生まれたといいます。 100万ウォンを持って逃げるように向かったワーキングホリデー 実は彼女、この役に出会う前、女優を辞めようとしていた時期がありました。 20代の頃は本当に迷走していたそうです。演技には向いていない人間だと思っていた時期もあり、助監督や企画の仕事も多く経験。本格的に短編や独立映画に取り組み始めたのは29歳の時でした。 「その時は、演技を辞めるという気持ちで100万ウォンだけ持ってワーキングホリデーに行きました。詐欺にも遭いました」 しかし3か月後、自分が出演した映画がプチョン国際映画祭で上映されることになり、演劇の演出家からも連絡が来たそうです。大きな決心をして海を渡ったからこそ、焦らず戻ってくることができたといいます。 アクションで得る"没入感"という快感 ミンヘは、柔術の技術を使い、あらゆる道具や地形を巧みに利用しながら...

玄理、在日コリアン女優がキラーになるまで — 「ドーパミン中毒」になるほど没入した理由

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『殺し屋たちの店2』でキュー(Q)役を演じた女優・玄理さん。 完璧主義のテクニカルファイターというキャラクター設定そのままに、実際にもこの役のために人生で一番体を追い込んだそうです。 今日は、岡田将生さん編に続き、 劇中で彼の姉役を演じた玄理さんのストーリーを紹介します。 玄理ってどんな女優? 1986年12月18日生まれ、東京都出身。 韓国籍で、レプロエンタテインメント所属です。 Instagram에서 이 게시물 보기 玄理 ヒョンリ 현리(@hyunri__official)님의 공유 게시물 日本に暮らす韓国人の両親のもとに生まれ、 青山学院大学法学部在学中に韓国の延世大学校へ留学し、 映像演技を専攻しました。 日本語・韓国語・英語を流暢に話すトライリンガルです。 2014年、映画『水の声を聞く』で主演を務め、高崎映画祭最優秀新進女優賞を受賞。 以降、NHK連続ドラマ『まんぷく』、濱口竜介監督『偶然と想像』、Apple TV+『パチンコ』など、日韓の垣根を越えて活躍してきました。2022年12月、俳優の町田啓太さんと結婚しています。 出演の決め手は「ご縁」— 3か国語と長身の逸材 玄理さんにとって、この作品は2本目の韓国ドラマでした。 「1本目の『恋の通訳、できますか?』の撮影をソウルでしている時にお話をいただいて、監督とプロデューサーとソウルのカフェで顔合わせし、とんとんと出演が決まりました」 制作陣が探していたのは「日本語、韓国語、英語、3カ国語が流暢に喋れて、高身長の俳優」。まさに玄理さんにぴったりの条件でした。 「アクションをやったことがなかったんです。 もしかしたら、唯一やったことのないジャンルだったかもしれません。 いつか挑戦してみたいと思っていたので、全てがぴったりはまり、ご縁を感じました」 人生で一番の筋トレ期間 — 5キロの肉体改造 キャスティング決定後、日本での舞台出演が控えていた玄理さんは、 公演の合間を縫って準備を進めました。 「舞台が終わってからインするまでは、朝10時から夕方5時まで、 街の周りを一周するランニングから始まって、アクションスクールでみっちり練習しました」 演じるキューは、バビロン東アジア支部のリーダー役。 共演する部下役には『フ...

岡田将生、韓国ドラマ初挑戦の理由は「運命的なタイミング」だった

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『殺し屋たちの店2』を見ていて、懐かしい顔に出会いました。 私は日本語の勉強をしながら日本のドラマをたくさん見るようになったのですが、 その懐かしい顔こそ、バビロンのエースキラー、ジェイ。 日本の俳優・岡田将生さんでした。 日本の俳優が韓国の本格アクションサスペンスに参戦。 しかも見た目は儚げなのに、戦闘シーンになると別人のような迫力。 今日は、岡田将生さんがなぜこの作品を選んだのか、その裏側を紹介します。 岡田将生ってどんな俳優? 1989年8月15日生まれ、東京都江戸川区出身。183cm、AB型。スターダストプロモーション所属で、2006年にデビューしました。 2007年、ドラマ『生徒諸君!』『花ざかりの君たちへ〜イケメン♂パラダイス〜』で一気にブレイク。 2009年には映画『ホノカアボーイ』で日本アカデミー賞新人俳優賞、『重力ピエロ』でブルーリボン賞新人賞をダブル受賞しています。 その後も『告白』『悪人』、NHK大河ドラマ『平清盛』、 濱口竜介監督の『ドライブ・マイ・カー』(2021年、カンヌ国際映画祭脚本賞受賞作)など、実力派としての地位を確立。 2024年には女優の高畑充希さんとの結婚も発表しました。 なぜ韓国ドラマに?「運命的なタイミング」 インタビューで岡田さんは、出演のきっかけについてこう語っています。 「突然このお話をいただいたので、とても驚きました。 約20年間、さまざまな現場で経験を積んできましたが、 ずっと新しい刺激を求めていて、『今年こそは何か違うことをしたい』『日本以外の現場に行きたい』と思っていました。 そんな時に、この話が舞い込んできたので、挑戦したいと伝えました」 そして、こう締めくくっています。 「本当に運命的なタイミングだったと思います」 約20年のキャリアの中で、新しい挑戦を求めていたタイミングと、この話が重なった。 だからこそ迷わず飛び込めたのかもしれません。 初日で「吐いてしまった」過酷なアクション訓練 実は岡田さん、アクション経験はほとんどなかったそうです。 「アクションはかじる程度ぐらいだったので、初日のアクション練習で、僕は吐いてしまったんです。本当につらくて」 共演した玄理さんいわく「初日は泣くか吐くかだって言われてましたよね」とのこと。 トイレの場所を最初に案内されてから練習...

『殺し屋たちの店2』人物相関図で丸わかり!マーダーヘルプ vs バビロン

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マーダーヘルプ vs バビロン 『殺し屋たちの店2』を見ていると、 シーズン1が「亡くなった叔父の代わりに店を守り抜くジアンの物語」だったのに対し、 シーズン2は「マーダーヘルプ」対「バビロン」の全面戦争が繰り広げられそうな気配を感じます。 シーズン2ではバビロン側の新キャラクターも大挙[たいきょ]登場。 日本の俳優・岡田将生さんが出演することはもちろん、 在日コリアンの俳優・玄理[ヒョンリ]さんも参加していて、 ますます期待が高まります。 今日は、バビロン 対 マーダーヘルプ、 二つの陣営の主要人物を紹介していきます。 ⸻ マーダーヘルプ陣営 核心の二人 チョン・ジンマン[タフな叔父] ジアンの叔父であり保護者。 マーダーヘルプの主で、バビロン出身の最強の用兵です。 シーズン2では、死から生還した「伝説」として最前線に復帰します。 ジアン[若きリーダー] 進万に育てられた主人公。 マーダーヘルプの新しい代表として、自分自身の判断でチームを率いる次世代リーダーへと成長しました。   ⸻ 共に戦う仲間たち ソ・ミンヘ[精鋭キラー] 進万が最も信頼する中国出身の最精鋭キラー。 狙撃はもちろん、 近接戦闘でも冷血なまでの実力を発揮し、ジアンを守るために体を張ります。 パシン[ムエタイの師匠] ジアンにムエタイを教えた師匠であり、進万の旧友。 ユーモアの裏に凄まじい殺気を隠し持つ近接戦闘の専門家で、ミンヘと共に現場の打撃隊を率います。 ブラザー[天才ハッカー] マーダーヘルプの頭脳。 ハッキングと情報支援を一手に引き受ける、チームに欠かせない存在です。 ⸻ バビロンとの全面対決 ミンヘ・パシン・ブラザーと力を合わせたマーダーヘルプチームの前に立ちはだかるのが、バビロンの精鋭たちです。 クサナギ[バビロン責任者] シーズン2から新登場する、 バビロン東アジア支部の統括責任者。 冷静な戦略家として、マーダーヘルプの乗っ取りを画策します。 キュー[姉]/ジェイ[弟] バビロン東アジア支部の傭兵チームを共同で指揮する姉弟。 演じるのは玄理さんと岡田将生さん。 キューは完璧主義のテクニカルファイター、 弟のジェイは予測不能な戦闘スタイルを持つエースキラーで、新代表となったジアンに奇妙な執着を見せます。 ベイル[高位幹部] 進万...

『殺し屋たちの店』ジアンが弱かったのは最初だけ…60回落ちても諦めなかった女優の話

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ジアンが弱かったのは最初だけ…60回落ちても諦めなかった女優の話 シーズン1の第1話、怯えながら必死に生き延びようとするジアン。あまりにも頼りなくて「大丈夫かな」と心配になったのを覚えています。 でも最終回では、そのジアンが完全に変わっていました。 演じるのはキム・ヘジュンさん。実はこの女優さん自身も、ジアンと同じように「弱い自分」を乗り越えてきた人なんです。今日は、主人公ジアンと、彼女を演じたキム・ヘジュンさんの知られざるストーリーを紹介します。 ジアンというキャラクターstory 幼い頃に両親を亡くし、叔父チョン・ジンマンに育てられたジアン。ある日その叔父が自死したという知らせを受け取ります。 しかし遺産として受け継いだのは、まさかの「殺し屋御用達の武器販売店」。正体不明の殺し屋たちに命を狙われながら、生き延びるための壮絶なサバイバルバトルに巻き込まれていきます。 特技はパチンコと中国語。物語が進むにつれて少しずつ覚醒していく姿が、このドラマの大きな見どころです。 60回落ちても、諦めなかった人 ジアンを演じたキム・ヘジュンさんには、デビュー当時オーディションに落ち続けていた時期がありました。 「落ちるたびに『私には魅力がないのかな』と自分を責めていました」 そう振り返る彼女ですが、60回ほど落ちたある日、考え方を変えようと思い立ちます。「落ちたら『これは私の役じゃなかったんだ』と考えるようにしよう」。そうやって自分の心を守りながら、少しずつ前に進んでいったそうです。 一番痛い挫折、そして逆転 転機となったのはNetflix『キングダム』の中殿役。しかしこれが同時に、彼女の女優人生で最も辛い挫折にもなりました。 初めての時代劇で厳しい批判が殺到し、「自分の存在がこの作品の迷惑になっているのでは」と深く落ち込んでいたと言います。 それでも諦めなかった彼女。シーズン2では「独気と責任感」で乗り越え、海外からは「韓国のサーセイ・ラニスター」と評されるほどの熱演を見せました。酷評から一年、完全に評価を覆したのです。 だからこそ、ジアンに説得力がある 怯えながらも歯を食いしばって前に進む姿——それは、キム・ヘジュンさん自身がこれまで歩んできた道そのものだったのかもしれません。 彼女は『殺し屋たちの店』について「この作品を通し...