Netflix『恋は命がけ』日本語字幕と実際の韓国語ニュアンスの違い (2) BEST 4
『恋は命がけ』(Spooky in Love)え、原語ではそんなこと言ってたの!? "名台詞"じゃない、ただのセリフBEST4 Netflixで配信中の韓国ドラマ「恋は命がけ」(韓国原題:오싹한 연애)から、今回は前回とは別のセリフを4つ選んでみました。字幕でおなじみのあのセリフ、実際の韓国語では何て言っているのか、韓国に住む韓国人の視点からこっそり種明かしします。あくまで一つの見方として、気軽に読んでもらえたら嬉しいです。韓国語のセリフの横にはカタカナ読みもつけています。 --- ①「父さんの悪事なら知ってるんですよ」← 변호사님도 아시죠? 우리아빠 업적 많은거(ピョノサニムド アシジョ? ウリアッパ オプチョク マヌンゴ) 2話、パク・スンジェが弁護士を通して父親を追い詰める場面のセリフです。 原語は「ピョノサニムド アシジョ? ウリアッパ オプチョク マヌンゴ」。直訳すると「弁護士さんもご存じですよね?うちの父の業績が多いこと」。「업적[オプチョク](業績)」は本来"功績"を意味するプラスの言葉ですが、ここでは父親の悪事を皮肉って使う反語表現なんです。字幕は皮肉を解いて「悪事」とはっきり書いていますが、これはたぶん字幕という媒体の特性が関係している気がします。反語って、声のトーンがあってこそ伝わるもの。文字だけで「業績が多いこと」と書くと、皮肉と気づかれずスルーされる可能性があるから、あえて直接的に意味を明示したのかもしれません。 韓国の映画やドラマだと、悪役が直接的に言うより、こういうふうに遠回しに、皮肉っぽく話す場面が結構多い気がします。怒って大声で話す人より、こういう状況でにこにこ笑いながら話す人を見ると、「正気じゃないな」「頭おかしいな」って感じて、逆に本当に行動に移しそうな怖さがある気がするんですよね。日本ではどうなんでしょう?私の感覚だと、日本映画で相手を脅すときは、目をまっすぐ見て、はっきり言い切るシーンが多い印象があります。 ②「婚約も解消したし、もう忘れろと言うの」← 파혼도 했고, 선 확실히 그으라던데(パホンド ヘッコ、ソン ファクシリ グウラドンデ) 刑務所にいるパク・スンジェに面会に来た、チョン・ハリのセリフです。 原語は「パホンド ヘッコ、ソン ファクシリ グウラドンデ」。直訳すると「破...