​日本と韓国のマンションはこんなに違う!駅近・学区・ブランド・再建築のリアル事情

​日本と韓国のマンションはこんなに違う!駅近・学区・ブランド・再建築のリアル事情


**3行まとめ**

・韓国のマンションは駅近・学区・ブランドで資産価値が大きく変わる

・再建築は日本の建て替えとは仕組みも住民の熱の入れ方も別次元

・不動産が「暮らす場所」以上の意味を持つ、韓国ならではの価値観がわかる回


前回はチョンセという韓国独自の賃貸制度をご紹介しましたが、今回はさらに一歩踏み込んで、韓国のマンションが日本のマンションとどう違うのか、駅近・学区・ブランド・再建築という4つの切り口から見ていきます。『マンションのお仕事』のような「マンションを巡る攻防」がなぜ韓国でこれほどリアルに描かれるのか、その背景も見えてくるはずです。


​日本と韓国のマンションはこんなに違う


① 駅近の価値の違い


日本でも「駅近物件」は人気ですが、韓国の「駅勢圏」への熱の入れ方はそれ以上と言われます。地下鉄の駅から徒歩何分かによって、マンションの価格が大きく変動するのはもちろん、新しい地下鉄路線の開通予定地は、開発前から投機的な資金が集まるほど。「どこが駅近なのか」は、韓国人が物件を語るときにまず出てくる質問のひとつです。



② 学区が資産価値を左右する


日本でも「〇〇小学校の学区」を気にする家庭はありますが、韓国の学区は不動産価格に直結するレベルで重視されます。特にソウルの江南区・大峙洞のように、進学実績の高い学校や大手学習塾が集まるエリアは、同じソウル市内でも価格帯がまったく違います。「子どものために学区の良いマンションへ引っ越す」というのは、韓国では非常に一般的な選択肢です。


③ ブランドマンションの資産価値


前回の記事でも触れましたが、韓国では「래미안(レミアン)」「자이(ザイ)」「푸르지오(プルジオ)」といった大手建設会社のブランド名が、そのままマンションの資産価値イメージにつながります。同じ立地・同じ広さでも、ブランドが違うだけで売買価格や賃料に差が出ることも珍しくありません。日本でも「三井のリハウス」「三菱地所レジデンス」などブランドはありますが、価格への影響力の大きさは韓国のほうが際立っています。



④ 再建築という一大イベント


日本にも老朽化したマンションの「建て替え」はありますが、韓国の再建築は住民たちの資産形成に直結する一大イベントとして扱われます。築30年前後の団地を丸ごと取り壊し、より高層・大規模なマンションとして建て直すことで、住民は新しいマンションの一室を受け取れる(追加負担金が発生する場合もあります)仕組みです。


再建築が決定・進行するかどうかで、古い団地の価格が数年で大きく跳ね上がることもあり、『マンションのお仕事』のように「修繕積立金」や「代表会長」の座を巡る攻防が、なぜあれほど住民たちにとって切実なのかが、この仕組みを知るとより実感できるはずです。


こうして見ると、韓国のマンションは「住む場所」であると同時に「資産」としての意味合いがとても強いことがわかります。駅近・学区・ブランド・再建築、そのすべてが価格に直結するからこそ、住民代表会長という一見地味なポジションを巡って、あれほどの騒動が起こりうるのです。次回は、チ・ソンさんのおすすめ出演作を5つご紹介します!


『マンションのお仕事』を見る前に知っておくと良い韓国文化

①あらすじ・キャスト・見どころ紹介

②韓国のマンション文化10選

③日本と韓国のマンションはこんなに違う

④チョンセとは?

⑤チソンのおすすめ韓国ドラマ5

⑥ドラマで覚える韓国語10選

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